佐賀城本丸歴史館の入り口付近に設置された防犯カメラ=佐賀市城内

 佐賀県佐賀土木事務所は、佐賀市城内に防犯カメラ8台を設置した。小学校の通学路にもなっている地区内では不審な声かけが絶えず、防犯に役立てる。

 県立美術館や佐賀城本丸歴史館の入り口付近、県立図書館の近くに設置した。佐賀城公園事務所が管理し、事務所内で映像をチェックする。約4メートルの高さに設置したカメラは360度回転し、堀の水位も捉えるという。24時間録画し、データは約1か月間保存する。設置費は約3千万円。

 城内には佐賀大学附属小や赤松小の通学路がある上、夜間にジョギングをする人も多く、不審な声かけ事案が多発していたという。そのため、赤松地区のまちづくり協議会が防犯カメラの設置を求めていた。

 県警人身安全・少年課によると、2017年の県内での声かけ事案は前年比15件増の116件に上る。佐賀市城内を管轄する佐賀南署管内では26件の声かけ事案が発生していた。

 昨年の12月には、城内にある国重要文化財「鯱(しゃち)の門」に液体がかけられたような跡が見つかった。佐賀土木事務所街路公園課は「住民の安心の確保に加え、建造物が壊されないように監視に役立てたい」と話す。

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