峰市長(右)に署名を手渡す「唐津赤レンガの会」の田中勝会長=唐津市役所

 唐津市本町にある県重要文化財「旧唐津銀行本店」に、日本の近代建築の礎を築いた唐津出身の建築家辰野金吾を冠した別称を付けてもらおうと、市民団体「唐津赤レンガの会」が16日、唐津市役所を訪れ、峰達郎市長に市内外の3176人分の署名を提出した。

 旧唐津銀行は辰野が監修し、辰野に師事した田中実が設計している。「辰野金吾資料館」など辰野の名前を付け、“日本近代建築の聖地・唐津”をアピールする狙い。年末年始にJR唐津駅構内で街頭署名をするなど、昨秋から1月末まで署名を集めた。

 赤レンガの会の田中勝会長(69)は「署名活動をして市民よりも唐津を訪れる人のほうが、辰野をより認識していただいているのを感じた。名乗ることで辰野の資料も集まりやすくなる」と語った。峰市長は「検討させていただきたい。我々の宝であることは間違いなく、思いをしっかりつなげていきたい」と答えた。

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