農業への先進技術活用について、取り組みを報告したオプティムの友廣一雄取締役=佐賀市のロイヤルチェスター佐賀

 ソフトウエア開発オプティム(本店・佐賀市)の友廣一雄取締役が、農業への先進技術活用をテーマに佐賀市で講演した。モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)による作業の省力化、収益力向上への挑戦を語った。

 同社は佐賀大学や佐賀県、佐賀銀行と連携し、農漁業や医療、金融などに先進技術を導入するための研究を進めている。

 このうち農業分野では、自社開発した専用の小型無人機ドローンで大豆畑の動画を撮影。AIによる解析で害虫被害を確認し、農薬のピンポイント散布、生育状況の把握につなげた成果を報告した。紫外線ライトによる害虫駆除、生産工程の管理基準(GAP)取得に必要な作業記録を自動入力できるシステムも紹介した。

 こうした技術で減農薬栽培した野菜が高値で販売された事例も取り上げ、「技術革新で付加価値を高め、農家の収入増につなげていきたい」と抱負を語った。

 講演会は産学官でつくる県高度情報化推進協議会(会長・藤原久嗣県情報統括監)が開き、約100人が聴講した。

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