投げ技の練習をする尾西桜さん=鳥栖市の鳥栖工高レスリング場

全国少年少女レスリング連盟の年間最優秀選手に選ばれた鳥栖レスリングクラブの尾西桜さん=鳥栖市の鳥栖工高レスリング場

 鳥栖レスリングクラブに、全国の頂点に立ち続けている少女がいる。福岡県筑紫野市の尾西桜さん(11)=二日市東小6年=は、鳥栖工高内のレスリング場で毎日腕を磨く。昨年は全国少年少女選手権で5連覇を達成し、全国少年少女レスリング連盟が選出する2017年の年間最優秀選手賞に輝いた。「これからもずっと活躍していきたい」とひたむきに努力を続ける。

 レスリングとの出合いは3歳の時。二つ上の兄・大河さんの練習についていき、マット運動から始めて段々と競技になじんでいった。人一倍負けず嫌いな性格で、指導する井上英さん(40)=神埼市=は「勝負事への使命感が強く、毎日やるべきことを考えながら練習している」と評価する。

 全国少年少女選手権は小学2年で初制覇し、5連覇の懸かった昨年の大会は北九州市で開かれた。家族や親戚が応援に駆けつけ、「重圧はあったけど勝つところを見せられた」とホッとしたという。

 練習は福岡から電車で通う。鳥栖工高3年で昨年のえひめ国体を制した小柴亮太選手(18)などをお手本にしたり、助言を受けたりしながら力を伸ばしている。「鳥栖工高にはすごい選手たちがいる。将来私もそうなりたい」。春から鳥栖中に進み、今後も先輩たちの背中を追う。

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