算数・数学の自由研究作品コンクールで奨励賞に輝いた蘭瑠偉さん=小城市の牛津中学校

 2017年度の算数・数学の自由研究作品コンクール(理数教育研究所主催)の中学校の部で、小城市の牛津中3年蘭瑠偉(あららぎるい)さん(15)が奨励賞に輝いた。研究テーマは「正四角錐(すい)の切断」。正四角錐を平面で切ったときの多様な切断面を調べ上げた。蘭さんは「頑張ってきた分だけ、結果がついてきた」と喜びをかみしめた。

 正四角錐を切断するとき、箇所や角度によって断面は多様に変わってくる。蘭さんはそれを30通りに分類し、全ての切り口の描画法を導き出した。

 中学校の部は1万3532点の応募があり、蘭さんの奨励賞は最優秀賞、優秀賞、特別賞に次ぐもので、「研究内容を分かりやすくまとめていた」と評価された。

 数学は中1から得意科目で「答えにたどり着いたときの達成感がうれしい」と頬を緩ませる。ただ、今回のテーマに選んだ立方体は苦手意識があった。「(コンクール挑戦が)立方体の勉強を克服できるかも」という思いから、約2カ月間、同校の井手瑞樹校長のもとに毎日通い、指導を受けた。

 「毎回課題を出したが、こつこつまじめに取り組んでいた」と井手校長。蘭さんは「立方体により関心が持てるようになった。頑張ったかいがあった」。苦手意識を捨て去り、また一つ自信を深めるチャレンジになった。

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