講師らの前でビジネスプランを発表する高校生ら=佐賀市の佐賀商業高校

 「県高校生ビジネススクール」の総仕上(そうしあ)げとなる発表会が10日、佐賀市の佐賀商業高校でありました。県内の商業系(けい)県立高校8校の33人が5チームに分かれ、それぞれがビジネスプランを披露(ひろう)しました。


 高校生らは、バイキング形式で顧客(こきゃく)の好みの弁当(べんとう)を提供(ていきょう)する弁当屋や、県の歴史や伝統(でんとう)を写した写真展(てん)と県産食材を使うカフェがコラボする事業案など、自由な発想で考えた事業計画を紹介(しょうかい)。講師(こうし)らは「資金(しきん)計画もきちんと作られて説得力もある。何より発想がおもしろい」と評価(ひょうか)しました。


 学校の授業(じゅぎょう)では得られない知識(ちしき)や経験(けいけん)を身につけ、社会で即(そく)戦力として活躍(かつやく)したり起業したりする人材育成が目的。昨年7月から講座(こうざ)が10回開かれ、中小企業(きぎょう)診断(しんだん)士や地元企業の経営(けいえい)者が、事業計画の立て方やマーケティングなど、ビジネスの実践(じっせん)的な知識を指南しました。


 歴史的建造物(けんぞうぶつ)を借りて子育て中の母親をターゲットにした「和カフェ」を考案した、唐津商業高3年の宮本尚也さん(18)は「将来(しょうらい)は起業や経営者になりたい。自分たちで事業計画を考えるなど、ここでしかできない貴重(きちょう)な経験ができた」と話しました。(12日付18面)

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