カズオ・イシグロ氏

 長崎市の田上富久市長は14日、昨年ノーベル文学賞を受賞した地元出身の英国人作家カズオ・イシグロ氏を、名誉市民とする方針を明らかにした。「イシグロ氏の長崎への特別な思いや平和を願う気持ちは、多くの市民に親しみと深い感銘を与えた」と理由を語った。

 市は2月定例会に議案を提出し、可決を経て正式に決まる。長崎県も名誉県民の称号を贈る方向で検討している。

 文学賞決定を祝う市と県のメッセージに、イシグロ氏は、直筆のサインを添えた礼状で「私にとって記憶の中の『日本』は、まさしく長崎」などとつづっていた。

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