共同通信きさらぎ会で講演する武藤敏郎大和総研理事長=14日、東京都内

 元財務事務次官で日銀副総裁も務めた武藤敏郎大和総研理事長は14日、東京都内で開かれた共同通信きさらぎ会で講演し、日本経済は「デフレからほぼ脱却した」との見方を示した。ただ物価や所得が伸び悩んでいると指摘した。

 全国消費者物価指数はプラス基調だが、原油高の影響が大きいと説明。雇用者1人当たりの実質的な所得が2015年から横ばいで推移している状況に触れた上で「経済は大変良好だが、力強い回復とは言いにくい」と述べた。

 10%への引き上げが予定される消費税に関しては、高齢化で将来的に社会保障費が増え続けるため、30年代に20~25%が必要になると語った。

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