昨年7月の九州北部豪雨災害で、緊急消防援助隊として活動した県内の消防本部に消防庁長官表彰が贈られた=佐賀県庁

 昨年7月に発生した九州北部豪雨の被災地で救助活動に当たった佐賀県内の消防本部が消防庁長官表彰を受け、13日に県庁で伝達式があった。迅速で懸命な活動をたたえるとともに、県内での災害発生に備え教訓を生かすことが期待された。

 県内五つの消防本部でつくる緊急消防援助隊の県大隊は、災害が発生した昨年7月5日から25日まで、大分県日田市の体育館を拠点に同市や福岡県朝倉市で活動した。延べ118隊424人が、土砂が流入した家屋での救助活動や不明者捜索に尽力した。

 緊急消防援助隊としては、東日本大震災、熊本地震に続く3回目の出動。唐津市消防本部の折尾命消防長(58)は「隊員たちは真夏の暑さと、泥を取り除きながらの人命救助という大変な活動に一致団結して臨んでくれた」と振り返り、「緊急迅速な活動のためにも、普段からの組織づくりに力を入れたい」と述べた。

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