スポーツ庁が全ての小学5年生と中学2年生を対象に実施した「2017年度全国体力・運動能力、運動習慣調査」について、佐賀県教育委員会は13日、県内公立学校の結果を公表した。小5男子と中2男女は全国平均を上回った。小5女子はわずかに全国平均を下回ったものの、過去最高を記録した。

 県内公立学校の小5は166校7681人、中2は97校7237人。

 上体起こしなど実技8種目の測定結果から求める「体力合計点」の県平均は、小5男子が54・43点(全国平均比プラス0・27点)、同女子が55・24点(同マイナス0・48点)、中2男子は42・91点(同プラス0・95点)、同女子50・01点(同プラス0・21点)だった。全国平均と比べると、全ての学年、性別でソフト・ハンドボール投げで上回った一方、上体起こしは全て下回った。

 体力の総合評価の分布を見ると、小5女子は全体的な底上げがなされており、同男子は二極化の傾向がある。中学生は男子が下位層が増加し、女子は中間層が増えた。

 県は、縄跳びなど6種目の記録をウェブサイトで公表し、県内の小学校が競い合う「スポーツチャレンジ」を13年度から実施するなど、運動に親しむ環境づくりに取り組んでいる。13年度の体力合計点と比べると本年度は全ての学年、性別で上回っており、県保健体育課は「運動の機会を増やす仕掛けが実を結んでいる」とみている。

 運動習慣調査のうち、中学校で部活動の休養日を設けているかの質問では、「週1日」が最も多く88・5%。「週2日」3・1%、「週3日以上」2・1%と続いた。「設けていない」は昨年度1%あったが、今回はゼロで、保健体育課は「休養日を設ける意識が浸透しており評価できる」としている。

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