感謝状を贈られた、(右から)江頭香代子さんと松本明美さん=佐賀市の県警本部

 駐在所に勤める夫を長年、「勤務員」として支えてきた、佐賀北署富士南駐在所の江頭香代子さん(46)と武雄署三間坂駐在所の松本明美さん(56)に5日、三田豪士県警本部長から感謝状が贈られた。2人は「主人についてきただけ」「大したことはしていない」と謙遜したが、「表彰されたことはうれしい」と笑みを浮かべた。

 勤務員は、駐在所に勤務する地域警察官が不在の際に、来訪者や電話の対応などを行う。江頭さんは20年、松本さんは10年、勤務員として、そして妻として夫を支えてきた。

 江頭さんは駐在所での勤務のほか、佐賀市内の山間部の駐在所員からなる劇団「FP4安心隊」で小道具の作成や寸劇のナレーションも担当している。江頭さんは「富士町や劇を見てくださる人のために、今以上に心のある対応していきたい」と話した。

 松本さんは「夫がいないときの事故などの対応が大変だった」と振り返り、「定年まで短いが、残りの夫の警察人生を支えたい」と今後の抱負を語った。

 現在、県内には108の駐在所があり、警察官の妻や娘、81人が勤務員として働いている。

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