関係者が集まり、活動内容や体制を確認した「こどもおなか一杯便プロジェクト」のキックオフイベント=佐賀市の北川副公民館

 佐賀市立北川副小学校の学校運営協議会は12日、在校生のうち、生活が困窮している家庭を対象に食品を提供する「こどもおなか一杯便プロジェクト」を立ち上げた。2カ月に1回、詰め合わせた5千円程度の品物に、手書きのカードを添えて贈る。準備を進めてきた関係者は「支援された子どもは、将来大人になった時に支援をする存在になる。温かい、継続的な取り組みにしていこう」と確認した。

 

 協議会メンバーのほか地域住民ら25人が参加し、キックオフイベントを開いた。豊田英二会長は「経済的な困窮家庭の子どもたちは、社会的な関わり合いが薄くなりがちで、心の貧困につながりやすいとも言われる。見守っているんだよ、というメッセージを込めたい」とあいさつ。仕入れで協力する地元スーパーや菓子製造会社などは「継続的な取り組みに育て、他地域にも広がるように」と願った。

 現在、7家庭が希望を申し出ている。一方で、事業内容が必要とする家庭の一部に届いていないという課題もあり、広報を継続する。メンバーは17日に1回目の配送分を梱包(こんぽう)し、数日中に配達する予定。

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