「お父さんありがとう」の作文で最優秀賞に選ばれた明倫小の藤井大陽君=鹿島市

 大手コンビニチェーンのファミリーマート(東京)が主催する「ありがとう」を伝える手紙コンテストで、鹿島市の明倫小学校6年の藤井大陽(だいき)君(12)が最優秀賞に輝いた。大工として家族のために汗をかいて働くお父さんへの感謝をつづった。

 「最近お父さんが好きではありませんでした」―。講評で印象的とされた書き出しの一文。藤井君は、休みの日に家で寝てばかりいるお父さんに嫌気がさしていた。見方が変わったのは夏休み。大工の現場で仕事ぶりを見て発見があった。

 「お父さんの右肩が下がっていた」。長年資材を担いで運搬したため、右の肩だけが下がっていたという。藤井君は「疲れるはずで汗臭いとか言ってごめん。下がった肩は家族を支えてきてくれた証し。かっこよくて誇りに思う」と結んだ。

 7日に同校で表彰式があり、賞状を受け取った藤井君は「受賞はびっくりした。言葉にして伝えていなかったことなので応募してよかった」と振り返った。

 コンクールは全国で3万4千通を越える応募があり、最優秀賞は21作品が選出された。

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