三池海上保安部の森信和久部長=佐賀市の佐賀新聞社

 有明海を管轄する三池海上保安部の森信和久部長(59)

 有明海と福岡県や小城市など佐賀県の海に面した8市4郡を管轄する三池海上保安部。昨年4月の就任から間もなく1年を迎え、「沿岸にある各市町村の人たちをつなぐ、パイプ役としての役割を果たしたい」との思いを強くする。

 海上保安庁は、陸上でいう消防と警察の役割を担う。海上で発生する犯罪の取り締まり、事故が起きた場合の救助、港や灯台の管理などが主な業務となる。

 漁船の海難防止や安全意識を高めるため、一定期間の無事故を目指す取り組み「漁船セーフティラリー」を実施。県内では有明海漁業組合の早津江支所と鹿島市支所が2年連続で無事故を達成している。

 有明海の海域は東京湾の1・7倍あり、干満差も最大6メートルと大きい。これまで2度の三池での勤務経験から、沿岸の行政や民間との連携の必要性を痛感している。「三池海上保安部を周知してもらい、より一層の連携を図りたい」と呼び掛ける。(西浦福紗)

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