生薬の香りを体感できるコーナーもある「和のかおり」展=鳥栖市の中冨記念くすり博物館

 鳥栖市神辺町の中冨記念くすり博物館で「和のかおり―生薬の秘めた力」展が開かれている。「香り」の歴史から楽しみ方、その効能までを紹介している珍しい企画展で、25日まで。

 家庭で香をたいて香りを楽しんだり心身を休めたりすることはあっても、なかなか詳しくは知らないもの。その香りについての基礎知識を楽しく学べる内容となっている。

 6世紀中ごろ、仏教と共に仏教儀礼に用いられる「香」が大陸から伝わった。奈良時代になると貴族たちの間で教養として学ばれ、江戸時代に庶民の間にも文化として広まっていく。こうした歴史をはじめ、香りの種類を当てる遊びなどもパネルで紹介している。

 人気はお香の原料となる生薬32種類を手に取って香りを体感するコーナーで、くす玉(薬玉)の由来の解説もある。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。入館料は大人300円、高・大生200円、小・中生100円。

このエントリーをはてなブックマークに追加