ご飯の炊き方を説明する高島忠平さん

邪馬台国時代から存在する食材を使った料理を味わう受講者=吉野ヶ里町の吉野ヶ里歴史公園

 吉野ケ里遺跡研究で知られる高島忠平さん(佐賀女子短大名誉教授)が10日、吉野ケ里歴史公園で邪馬台国時代の食について講演した。講演後は、当時から存在する食材を使った料理の試食体験があり、受講者たちは“弥生のグルメ料理”を堪能していた。

 邪馬台国時代の食事は生野菜や魚が中心で、高島さんは「発掘された人の排せつ物から魚の寄生虫の卵が見つかった。腹痛に悩まされたはず」と話した。

 講座後は再現された当時のハレの日の料理が用意された。食べやすくするために加熱や味付けをしているが、食材は吉野ケ里遺跡の出土品から、当時の人々が食べていたとみられる豚やカキを使った。そのほか、主食にされたというむかご入りご飯なども振る舞われた。

 家族で参加した福岡市の大屋宗亮君(8)は「昔の人と同じような料理が食べられてうれしい。むかごが意外とおいしかった」と笑顔で話した。

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