AH64D戦闘ヘリコプターが墜落した現場の民家を視察した後、近くの住民とみられる人たちや関係者と話す小野寺五典防衛相(中央)=10日午前11時30分、神埼市千代田町(撮影・山田宏一郎)

 小野寺五典防衛相は陸自ヘリの墜落現場視察や地元首長らとの面会を終えた後、報道陣の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。

 -被害に遭った家族とも面会したわけだが、再発防止策や補償など、防衛省としての今後の対応は。

 小野寺防衛相 今回は私どもが起こした事故ということで、本当に怖い思いをさせてしまったことを改めて申し訳なく思っている。まず、生活や住まいの再建について誠心誠意、対応させていただきたい。

 -心のケアについては。

 防衛相 カウンセリングなどの能力を持つ自衛隊員を現地に常駐させ、定期的に連絡を取って、さまざまな相談に乗るようにしている。神埼市役所で市長から話をうかがった際、市としてもケアをしていきたいということだった。

 -佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画への影響を、現時点でどのように考えているか。

 防衛相 オスプレイについては、まず自衛隊機の飛行の安全が最優先課題だと思っている。政府としてはまず、今回の事故の徹底した原因究明と、再発防止に全力を挙げる必要があると認識している。事故の影響について予断を持ってコメントすることは差し控えさせていただきたい。

 -米軍も自衛隊も事故が相次いでいる。運用に比例して増えると思うが、それだけ稼働しているということか。

 防衛相 さまざまな任務に応えられるよう訓練するというのは、どこの国でも同じだ。どのような訓練の頻度があったとしても、しっかりとした安全な飛行を心掛けていきたい。

このエントリーをはてなブックマークに追加