三田豪士県警本部長から感謝状を受け取る二宮洋二佐賀共栄銀行頭取=佐賀市の県警本部

 ニセ電話詐欺の被害防止のため、ATMの振り込み制限を導入したとして9日、佐賀共栄銀行に三田豪士県警本部長から感謝状が贈られた。二宮洋二頭取(66)は「警察と一体となり、被害防止に役立てるのはうれしい。できることをしっかりやっていく」と話した。

 制限は、3年以上キャッシュカードによるATMの振り込み実績のない70歳以上の顧客が対象で、上限額である千円を超える振り込みはできない。運用を開始した昨年12月現在で、約1万5500人が対象になっており、新規で口座を作る70歳以上の顧客にも、制限を掛けることを勧めているという。

 二宮頭取は「お客さまがだまされないことが一番」とし、「もしもだまされたときに、犯人からお金を奪われないように努力していきたい」と今後もニセ電話詐欺被害防止に力を入れていくとした。

 県警生活安全企画課によると、今年に入り、ATMから現金をだまし取られるニセ電話詐欺は確認されていないという。これまで県内に拠点を置く八つの金融機関がATMの振り込み制限を導入している。

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