宣言書にサインする三田豪士県警本部長=佐賀市の県警本部

 上司自身が仕事と私生活を楽しみ、部下のキャリアと人生を応援する「イクボス」に関する講演会が9日、佐賀市の県警本部で開かれた。「働き方改革」が叫ばれる中、県警でも改革を推進させようと、三田豪士県警本部長をはじめ、各部の部長や警察署長など37人が「イクボス」になることを宣言した。

 講演会には、NPO法人ファザーリング・ジャパン九州の小津智一氏(45)が講演。小津氏は、企業や組織に女性が増えていることや労働者が減少していることなど、職場を取り巻く現状を踏まえながら、「上司自らが業務に対する『本気度』を示すことで、部下は主体的に行動するようになる」と訴えた。

 講演会後には、三田本部長がイクボスの宣言書に署名し、「職員が仕事と生活を両立できる環境を構築し、自らも仕事と私生活の両立に取り組む『イクボス』となります」と宣言した。

 県内の公的機関では、昨年2月に武雄市が宣言をしたのに続いて2例目。県警警務課は「働き方改革は警察も例外ではない」とし、「所属長が実践することで、部下にも浸透し、仕事の効率が向上。結果的に県民の安心安全にもつながる」としている。

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