島義勇(複写)/島義勇(複写)

「入北記」などの資料に魅入る来場者=佐賀市立図書館

 「北海道開拓の父」といわれる島義勇(よしたけ)(1822~1874年)と札幌とのつながりを紹介する企画展「島義勇と札幌展」が、佐賀市立図書館の2階中央ギャラリーで開かれている。3月11日まで。

 明治維新150年事業の一環で市と市教育委員会が開いた。島義勇が蝦夷地(えぞち)探検をした時に記した「入北記」や、市重要文化財に指定されている島義勇直筆の旅日記などが展示されている。

 9日には開会式があり、関係者ら約40人が参加した。佐賀市の御厨安守副市長が「資料を見ていると島の北海道開拓への思いを感じる。島が北海道開拓と札幌の町づくりに重要な役割を果たしたことを市民で改めて認識し、次世代に伝えることが重要」とあいさつした。

 資料展示に協力した県立佐賀城本丸歴史館の古川英文副館長は、安政年間の時には既に佐賀藩は北海道開拓の準備が整っていたことに触れ、「(佐賀藩が)ここまでの先見性を持っていたことを、島から学ぶことができる。この企画展が考え直す参考になれば」と話した。

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