チラシを配布して情報提供を呼び掛ける捜査員(中央)=鳥栖市のJR鳥栖駅

 佐賀県鳥栖市飯田町で2004年、福岡県大刀洗町の会社員入口和俊さん=当時(24)=が他殺体で見つかった事件で、佐賀県警本部や鳥栖署の捜査員ら約25人が9日夕、JR鳥栖駅と西鉄小郡駅(福岡県小郡市)でチラシを配り、情報提供を呼び掛けた。

 遺体の発見日に合わせて毎年実施している。事件は未解決のまま丸14年が経過しており、捜査員らは利用客が集中する夕方の駅で「皆さんの情報が必要です」などと声をかけながらチラシを配った。

 鳥栖署の北野一信署長は「情報は年々減っているが、事件を風化させないことが大切。些細(ささい)なことが解決につながるかもしれない」と話し、新情報が寄せられることを期待した。

 事件は04年2月9日午前10時ごろ、九州自動車道の側道で脱輪していた軽ワゴンの車内から、頭などを殴られ死亡している入口さんが見つかった。県警は延べ約7万人を投入し、現在も鳥栖署に捜査本部を置き、20人態勢で調べている。

 情報提供は鳥栖署、電話0942(83)2131。

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