大野敬太郎防衛政務官(左から2人目)に要請書を手渡す留守茂幸自民党佐賀県連会長=東京・市ヶ谷の防衛省

 陸上自衛隊のヘリコプター墜落事故を受け、自民党佐賀県連は9日、防衛省や党本部を訪れ、「厳重抗議」するとともに、再発防止や被害者の心身のケア、速やかな補償を要請した。「大惨事になった可能性もあり、説明責任を果たしてほしい」と訴えた。

 要請には、留守茂幸県連会長や県関係の自民党国会議員が訪れた。小野寺五典防衛相宛ての要請書を受け取った大野敬太郎政務官は「お越しいただいたことを重く受け止めている。地元に多大な迷惑をかけたことをおわび申し上げます」と謝罪し、「事故調査委員会で透明性を確保しながら原因究明をやっていく」と約束した。

 自民党本部では、岸田文雄政調会長が「政府に対して財政措置も含め、適切に対応するよう求めていく」と述べた。

 要請書は「50機のヘリを有する目達原駐屯地の周辺住民の不安は計り知れない」と指摘、家屋や農地の被害に対する補償、今回もたついた自治体や消防、警察への情報提供体制の明確化など5項目を求めた。

 留守会長は記者団に「ヘリが墜落した住宅の小学生の女児はショックを受けている。政府にはしっかりケアしてほしい」と語った。

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