地区の家々を歩いて回る七福神一行=神埼市千代田町姉地区

ひげやまゆげを墨付けする参加者=神埼市千代田町の姉公民館

 神埼市千代田町姉地区で350年以上継承される伝統行事「姉の七福神」が4日、同地区で行われた。恵比寿さまや大黒さまになりきった地区の男性住民一行が、集落内の約40戸を順番に回り、家内安全や五穀豊穣を祈った。

 案内人の「宰領人」と七福神役の計8人が1組となり、2組が地区を回って1年の福を呼び込む行事で、「姉七福神保存会」(永沼彰会長)を中心に毎年実施している。ちょうちんを持った宰領人を先頭に「鬼は外、福は内」「今年も万年豊作だ」などの口上を述べて家に上がり、住人から食事や酒が振る舞われると、笑い声を上げて楽しく交流した。 

 七福神を招き入れた坂井輝久区長(73)は「七福神は縁起物。おかげで家族が無事に育ってきた。無病息災が第一」と話した。“嫁役”で参加した村上正太郎さん(37)は「初めてで緊張したけど、こういう伝統はいい。できる限り参加して、継承していきたい」と笑顔を見せた。

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