横武地区の住民とグループワークを展開し、意見交換をする神埼清明高の生徒たち=神埼市の横武公民館

 身近にあるクリークの大切さを知ってもらうことを目的としたワークショップが5日、神埼清明高(岩村彰校長)と横武公民館であった。同校の総合学科みどり系列2年生や地元住民など約50人が参加。「防災のために使う」「昔は生活用水だった」とクリークの多様な機能について意見を交わし、より良い環境づくりを考えた。

 学校で防災や農業用水として役立っているクリークの役割を学んだ生徒たちは、横武公民館に向かう途中で、ポンプ場などの設備を見学した。公民館では地区の住民たちとグループワークで意見交換した。

 「クリークに興味を持ってもらうには」というテーマで、生徒たちが「SNSの活用」「季節ごとの花を植えてきれいにする」と意見を出すと、住民側は「ごみが落ちていて困る」「しっかり整備していかなければ」と課題も投げかけた。

 鶴丸佑真さん(17)=吉野ヶ里町=は「あらためて大切さが分かり、とても勉強になった。もっと興味を持ってよくしていきたい」と話していた。

 ワークショップは、筑後川下流右岸農地防災事業所が企画。同事業所の諸岡弘文所長は「クリークのことをしっかりと考え、地域の人と触れ合ういい機会になった。これからも地域を大事にしてもらいたい」と話した。

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