久光製薬(鳥栖市、中冨一榮社長)は8日、香港に販売会社を2月中に設立すると発表した。アジア市場開拓の重要拠点と位置付け、主力の貼り薬タイプの沈痛消炎剤「サロンパス」などを販売する。

 同日開いた取締役会で決定した。新会社は久光製薬の100%子会社で、名称は「久光製薬(香港)有限公司」。久光製薬取締役執行役員国際事業部長の齋藤久氏が現地代表に就く。資本金は1千万円。

 サロンパスのほか、医療用の鎮痛消炎剤「モーラステープ」を販売する。売上高は非公表としている。

 久光製薬は、中国市場の足掛かりとして、昨年8月に中国・江蘇省蘇州市に販売子会社を設立した。香港子会社の設立について、同社広報は「アジアでの自社販売強化を盛り込んだ中期経営計画の一環」と話す。

 海外の販売拠点は米国、中国に次いで3カ所目となる。新会社設立による業績への影響は軽微で、通期の業績見通しに変更はないとしている。

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