県フィルムコミッションの招きで、昨年のバルーンフェスタを視察したフィリピン人映画監督のダン・ルイ・ヴィリエガス氏(中央)=佐賀県提供

 佐賀県フィルムコミッションは9、10の両日、フィリピンでプロモーションイベントを初めて開く。タイの映画やドラマの撮影を通し、年間6千人近い誘客につなげており、フィリピンを「第2のタイ」と位置付け営業攻勢をかける。

 県フィルムコミッションによると、フィリピン人の県内宿泊客数は2015年が380人、16年450人だった。一方タイは、13年490人だったのが、佐賀を舞台にした映画などの上映を背景に、16年は5820人に急増した。

 映像による海外での佐賀県の認知度向上へ、16、17年度は海外の映画監督を県内に招く取り組みもしてきた。今回はより直接的な働き掛けとして現地でのプロモーションを決めた。

 9日はカクテルパーティー形式で、映像関係者や報道向けにロケ地情報や支援の内容を説明する。県内で旅番組を撮影したフィリピン人プロデューサーなどから語ってもらう。

 10日はショッピングモールにブースを出し、一般向けに佐賀への旅行商品を紹介する。16年に県内で撮影され、フィリピンでヒットした映画「This Time」の主演俳優によるビデオレターも流す。

 県フィルムコミッションの担当者は「タイからの観光客増で映像の力を実感している。フィリピンはまだ撮影誘致の件数が少ないが、イベントをきっかけに増やしていきたい」と意気込む。

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