真光窯の田口雄一さんと「青白磁かご目」

 武雄市山内町にある真光(しんこう)窯は36年前に田口真之さん(故人)が開窯した陶磁器工房です。現在の窯主は息子の雄一さん(39)で、創作食器の制作を受け継いでいます。

 原材料は自家配合の土と釉薬(ゆうやく)を用いています。技法は「型打ち手びねり」で、自由で独創的な作品を制作しています。

 代表的な作品は「かご目鉢」と市松模様の器やはし置き。かご目鉢は板状の土を丸く打ち抜いた底に、周りにひも状の土を張り合わせたもの。市松模様は色の違う土を張り合わせて作り出す手間のかかる技法です。シンプルで料理が映える器は、県内外の料理店や旅館、ホテルからの引き合いが多く、創作料理店のオーナーも訪れる人気の工房です。

 「シンプルな器作りがモットーで、家庭でも使ってもらえたら」と雄一さん。写真の作品は「青白磁かご目鉢」で、底には布で柔らかい文様が施されています。創業当初から制作しているロングランの人気の器です。電話は0954(45)2353。(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

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