スウェーデンの国際見本市に出品されている独自ブランド「ARIAKE」の一部=佐賀市諸富町のレグナテック

 佐賀市諸富町の家具メーカー2社が、スウェーデンで開幕した欧州最大規模の家具の国際見本市に初めて出展している。共同開発した海外向けブランド「ARIAKE(有明)」から新作のソファやテーブルなど約90点を展示。昨年8月に同ブランド製品の販売を始めたシンガポールでは徐々に受注が増えており、インテリア分野で注目度の高い欧州に展開を広げ、ブランドの知名度アップを狙う。

 出展しているのは、レグナテック(樺島雄大社長)と平田椅子製作所(平田尚士社長)。展示会は首都ストックホルムで6日から10日までの5日間あり、昨年は期間中、世界各国の業界関係者ら約4万人が来場した。

 ARIAKEはアジアや欧州、北米の高所得者層をターゲットに、海外デザイナーと共に開発。ファッション性の高いシンガポールのデザイナーズショップで販売されている。

 1月末には新作のテーブルや椅子、チェストなど約60品の追加注文があり、平田社長は「ブランド名が少しずつ浸透してきた。継続的な注文につなげたい」と話す。

 スウェーデンは家具大手イケアグループの発祥地で、家具産業の拠点としても知られる。樺島社長は「優秀なデザイナーを世界に輩出している国で、確かな評価を得られるように努力する」と意気込みを語る。

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