神埼市千代田町の陸自ヘリ墜落事故を受け、佐賀市は7日、九州防衛局に事故の説明を要請したことを明らかにした。27日開会予定の市議会定例会までの説明を求めている。

 防衛省による佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画は、オスプレイ17機だけでなく、墜落したAH64Dの同型機を含む陸自目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)所属ヘリ約50機の移駐も含まれている。市は防衛局に対し、事故の状況や原因、機体の安全性などについて説明を要請した。

 市総務法制課は「配備計画ではオスプレイが注目されているが、ヘリの移駐も含まれる。配備計画の地元自治体として説明を求めた」としている。

 また、教職員や保護者でつくる市民団体「民主教育をすすめる佐賀県民会議」(藤岡直登会長)は、目達原駐屯地のヘリ飛行停止を防衛省に求めるよう、白水敏光県教育長宛てに要請書を提出した。県教委が主体となって子どもたちの心のケアや登下校中の安全確認に取り組むことも求めた。

 藤岡会長は「危険な訓練が学校のすぐそばで行われ、これまで通り繰り返されるなら大惨事を招きかねない。子どもたちを守る立場から、県教委も意見表明を」と訴えた。対応した教育総務課の築地裕樹課長は「教育長に伝え、検討したい」と答えた。

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