全国警察拳銃射撃競技大会の私服警察官用拳銃の部で個人優勝を果たした堀貴雅さん=佐賀警察署

■「訓練環境、周囲のおかげ」 県警から個人9年ぶり

 本年度全国警察拳銃射撃競技大会で、佐賀県警から出場した佐賀署の巡査部長の堀貴雅(たかまさ)さん(30)が私服警察官用拳銃個人部門で優勝を果たした。多忙な勤務の合間を縫って訓練に励んだ成果が実り、「自分の射撃を信じて競技できた。優勝は訓練の環境をつくってくれた周囲の支えのおかげ」と喜ぶ。

 大会は11月上旬に東京で開かれた。同部門は各都道府県警察と皇宮警察から1人ずつ出場。競技は犯人追跡を想定して障害物の影から的を狙うなど難易度が高く、計40発で競った。3回目の出場の堀さんは「メンタル面を大事にして、程よい緊張感で臨めた」と普段通りの射撃を実践して次々と命中させ、全400点中394点の成績で優勝した。

 堀さんは岡山県出身で佐賀大学を卒業後、2009年に警察官になった。小学生から剣道を続け、11年に特別訓練員になってから拳銃を本格的に始めた。「自分に自信を持たせるため、練習量は誰にも負けまいとプラスアルファを心掛けた」と話し、訓練が終わってからも走り込みをするなど“自主練”も欠かさなかった。

 県警で個人優勝は9年ぶり。メダルとトロフィーを手にした堀さんは、「頑張り抜いたからこそ運もたぐり寄せられたのだと思う。優勝という形を残せて良かった」と話した。

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