九州電力が玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に向け、原子炉に核燃料を装塡(そうてん)する作業を16日にも始めることが6日、分かった。燃料装填から約1カ月後に制御棒を抜いて原子炉を再稼働する見通しで、作業は大詰めを迎える。玄海原発の再稼働は2011年12月に4号機が停止して以来、6年3カ月ぶりとなる。

 玄海3号機は原子力規制委員会による使用前検査が実施されている。規制委によると、原子炉に燃料を入れる前に機能や性能を確認する「3号検査」の最終日が15日に設定されているという。3号検査が済めば、九電は翌16日にも燃料を入れることができる。

 3号機の原子炉に入れる燃料は計193体で、ウランとプルトニウムを混ぜたMOX燃料も使う予定。2015年8月に再稼働した九電川内原発(鹿児島県薩摩川内市)は1日約50体ずつ、4日かけて装填した。

 玄海3号機は今年1月の再稼働を目指していたが、昨年10月以降、神戸製鋼所や三菱マテリアルの製品データ改ざん問題が発覚し、部品の安全性確認で2カ月遅れると公表していた。九電は安全性に問題はないと規制委に報告している。4号機は4月に燃料装填、5月再稼働を見込む。

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