佐志小の児童らが描いた着物のデザイン案を手に、プロジェクトへの支援を約束したマリッチ大使(右から2人目)=東京・南麻布のボスニア・ヘルツェゴビナ大使館

 東京オリンピック・パラリンピックに向けてボスニア・ヘルツェゴビナをイメージした着物を作る唐津市の市民運動で、プロジェクト関係者が5日、東京・南麻布の同国大使館を訪れ、取り組みの概要や今後の予定に関して意見交換した。ボリスラブ・マリッチ大使は「素晴らしい文化交流。必要があれば唐津にも行きたい」と全面的な支援を約束した。

 2020年に東京に訪れる参加各国をイメージした着物を全国各地で制作する「KIMONOプロジェクト」で、唐津は同国を受け持つ。制作費を寄付で集め、同国と交流を続けてきた佐志小の児童が着物の柄をデザインするなど市民運動として取り組んでいる。

 唐津市厳木町出身で同国を人道支援する市民グループの伊藤登志子代表やプロジェクトの事務局担当者らがマリッチ大使に、3月にデザインが決まり、10月に着物が完成することを説明した。

 デザインに関して意見を求められたマリッチ大使は「子どもらのアイデアを尊重したい。世界遺産のモスタル橋は良い柄になるのでは」と提案した。昨年夏に唐津市を訪れ、峰達郎市長と面会した。「故郷のプリエドールに似ていた」と唐津を気に入り、「プロジェクトを全面的に支援する。必要があれば唐津にも行きたい」と話した。

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