金型を使って製造された金属製品を紹介する佐賀青年工業会のメンバーら=佐賀市の佐賀学園

 佐賀青年工業会(小宮光則理事長、27社)が1月30日、佐賀市の佐賀学園高校で製造業への就職に関する意見交換会を開いた。1年生約300人を前に、板金加工や金型製作など6社の経営者や後継者が、映像や製品を見せながら製造業に携わる楽しさをアピールした。

 製造業の人手不足や早期離職などを背景に、ものづくり企業を目指す若者を増やそうと毎年、小吉プレス工業(神埼市)の社長で同会理事長の小宮さんの母校で開催している。

 金型製造のケイジー・メタルテック(佐賀市)の古賀隆将社長は、金型が自動車部品などの製造に役に立っている事例を示し、「技術を習得することは簡単ではないが、若くても責任のある仕事をしている従業員がたくさんいる」と紹介した。

 学生への事前アンケートを基にした質問コーナーもあった。学生側から「人間関係がうまくいくか心配」と不安の声があり、企業側は「人には相性があるが、最初の印象が一番大切」とアドバイスした。同校普通科の池田宇杜さん(16)は「将来の夢は決めていないが、製造業に対して興味が湧いてきた」と話していた。

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