華やかなひな人形たちが並び、一足早い春の訪れを感じさせる佐賀城下ひなまつり=昨年2月、佐賀市柳町の旧古賀家

 佐賀市中心街の町並みに花を添える「第18回佐賀城下ひなまつり」が11日から開かれる。佐賀市の微古館や佐賀市歴史民俗館などを主会場とし、約5千体のひな人形が観光客を出迎える。3月31日まで。

 メイン会場となる微古館では、幅5メートルと6メートルのひな壇に、鍋島家の歴代夫人が大切にしていたひな人形やひな道具約500体が並ぶ。旧古賀銀行では「鍋島緞通(だんつう)で飾るひなまつり」と題し、鍋島緞通とひな人形がコラボレーションする。鍋島緞通の制作実演も実施する。

 このほか、佐賀城本丸歴史館では、佐賀市内の小中学生が手作りしたひな人形約2千体が、300畳の大広間に展示される。展示期間は17日~3月4日まで。

 期間中、佐賀バルーンミュージアムでは、明治維新150年に合わせ、肥前佐賀の菓子文化を展示するイベントも開かれる。1階の展示エリアでは、砂糖や南蛮菓子を伝えた「シュガーロード」と呼ばれる長崎街道の歴史を紹介する。土日と祝日は、できたての丸ぼうろを試食できる実演もある。

 微古館は300円、市歴史民族館は400円の入場料が必要。共通の当日券は600円。市観光協会などで10日まで、共通の前売り券を550円で販売している。小学生以下は無料。

 佐賀城下ひなまつり実行委員会は「期間中は、鍋島家所蔵の価値あるひな人形が展示されている。ひなまつりを通して、佐賀の伝統工芸も身近に感じてもらいたい」と呼び掛けている。問い合わせは、同実行委員会、電話0952(20)2200。

このエントリーをはてなブックマークに追加