「いつかフードロスをゼロにしたい」と呼び掛ける田村富美さん=佐賀市のグランデはがくれ

 環境にやさしい生活セミナーが2日、佐賀市のグランデはがくれであった。日本消費生活アドバイザーの田村富美さんとグリーン購入ネットワークの大石美奈子さんが講演。県環境サポーターら約60人が日常生活の中でごみを減らす取り組みなど暮らしのヒントを学んだ。

 田村さんは、まだ食べられるのに捨てられる「フードロス」について、半分近くが家庭から出ていることに触れ、野菜の保存方法や調理法などを紹介。ピーマンは魚焼きグリルで焼けば種も食べられることや、ケーキやまんじゅうは冷凍保存できることなどを挙げると参加者はうなずきながらメモを取っていた。

 大石さんは、コーヒーを例に「原料調達から廃棄・リサイクルまでの『商品の一生』が見えにくくなっている」と訴え、環境に配慮した商品につけられる「環境ラベル」で選ぶことを呼び掛けた。参加した神埼市消費者グループ協議会の松尾千恵子さん(71)は「会員のみんなに知識を広め、できるだけロスを出さないようにしたい」と話した。

 セミナーは、環境への負荷が少ない生活を送るための知識を身につけてもらおうと、県と県「ストップ温暖化」県民運動推進会議が開いた。

このエントリーをはてなブックマークに追加