決勝・サガン鳥栖U-12-神野FC 前半、ヘディングでゴールを狙うサガン鳥栖U-12の先田颯成(中央)=県総合運動場

 予選リーグから準決勝まで7試合で72得点。圧倒的な強さで勝ち上がってきた王者が5連覇を達成した。雪の中での戦いとなった決勝は、高い攻撃力を誇るサガン鳥栖U-12が神野FCを10-0と圧倒。6得点を挙げたFW北島郁哉は「優勝しか考えていなかったのでうれしい」と喜んだ。

 スピードのあるドリブルで主導権を握り、前半13分に北島のゴールで先制した。ただ、その後は神野FCの粘り強い守りに手を焼いた。好機をものにできない場面も目立ち、1-0で折り返した。

 「シュートコースが甘いし、パスのテンポも遅い」。ハーフタイム、選手たちは先田颯成主将を中心に自ら修正点を確認し合い、気持ちを入れ直した。後半3分、FW増﨑康清と北島がコースを突いて立て続けに得点を決めると完全に鳥栖ペースとなり、後半だけで9点を奪い相手を突き放した。

 守備ではボールを奪われると素早くプレスをかけて攻撃を阻み、無失点に抑えた。

 選手たちは下部組織から育ち、トップチームで活躍している田川亨介や石川啓人にあこがれ、練習に励んでいる。佐藤真一監督は「彼らのように大きく成長してほしい」と期待した。

このエントリーをはてなブックマークに追加