陶磁器店が並ぶ有田の通りを進む牛車(2013年11月、有田観光協会提供)

今回から有田陶磁の里プラザに飾られる世界最大の磁器製座りびな7段飾り(有田観光協会提供)

レトロな有田の町並みを着物で散策する女性。期間中は着物のレンタルもある(有田観光協会提供)

有田雛のやきものまつりをPRする有田観光協会の山口睦専務理事(中央)ら

 「第14回有田雛(ひいな)のやきものまつり」が10日、有田町一帯で開かれる。世界最大の磁器製七段飾りや名窯柿右衛門窯とドイツ・マイセン製のひな人形を展示するほか、陶磁器店が集まる内山地区の町屋では代々伝わるひな人形を飾る。今回は牛車に乗った町並み見物やガイド付きツアーなどさまざまなイベントを企画し、春の陶都を華やかに彩る。3月18日まで。

 有田観光協会が毎年開いている。牛車は10人乗りで、25日午前10~午後3時まで、トンバイ塀通り商店会から皿山商店会の有田郵便局近くまでの1キロを進む(天候などで中止の場合あり)。小学生までを対象に、晴れ着をレンタルする写真撮影もある。

 長い歴史に育まれた町並みを着物で楽しんでもらおうと、レンタル着物を用意したツアーも。期間中の土日祝日は女性用50着以上を準備、男性や子ども用もそろう。3月3、18日には着付けレッスン付きもあり、初心者も楽しめそうだ。

 明治維新150年を記念し、3月の土日に明治の洋風建築「有田異人館」などをガイドが案内する「幕末維新と有田」も歴史ファンを楽しませそう。期間中の土日祝日はJR有田駅と内山地区、焼き物商社が集まる有田陶磁の里プラザを巡るガイド付き無料周遊バスが1日3回運行する。

 精巧な絵付けを施した職人技が光る世界最大のひな飾りは陶磁の里プラザで展示。有田館では柿右衛門窯とマイセン製陶所ひな人形や昨年まで開催した「陶ひなコンテスト」の歴代最優秀作品を並べる。

 このほか地元の食材を使いフレンチシェフが腕を振るう古民家ランチや、レストランなどの期間限定メニューなど、有田の味で観光客をもてなす。料金や3日前までの予約が必要なイベントもある。予約、問い合わせは有田観光協会、電話0955(43)2121。

このエントリーをはてなブックマークに追加