多久市は、開業の見通しが立たない温泉保養宿泊施設「タクア」(旧ゆうらく、北多久町)の整備事業費を約4500万円増額する一般会計補正予算案を7日の臨時議会で提案する。増額分は主に昨年夏に発覚した大浴場や屋内プールの漏水補修に充てられる。工期は予定の4月末から1カ月ほどずれ込む見込み。

 運営する業者への引き渡し後に水漏れが判明、市は補修工事に着手した。補修工事費は総額1億5495万円と見積もっている。漏水補修により、もともとの改修工事費で不足する分を今回補正に計上する。債務負担行為などを行う。

 漏水補修工事は工法を巡って議会側から指摘を受けた結果、当初通り特殊な液体を注入して対応する。大浴場は浴槽に防水層を施す「表面防水工法」で工事費は2300万円。屋内プールは発砲硬化型ウレタン系注入液を漏水部分に充てんする。工事費は2200万円。

 工事期間中の営業補償については、運営親会社の長崎環境美化と協議中として、今回の補正予算案には盛り込んでいない。

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