向かい合う人の似顔絵を描く捜査官ら=佐賀市の県警察学校

 目撃者の証言などから容疑者の似顔絵を描く「似顔絵捜査官」の講習会が1月31日、佐賀市の県警察学校で開かれた。現役の似顔絵捜査官や警察官51人が参加し、事件解決の手がかりとなり得る似顔絵の技術向上を図った。

 講習会は、デザイナーで県警似顔絵捜査官アドバイザーの宗俊朗さん(77)=佐賀市大和町=を講師に招き、基本的な似顔絵の描き方や目撃証言の情報だけを頼りに描く方法などを学んだ。宗さんは「輪郭や顔のパーツを捉えることが重要」「目撃者の証言が曖昧なときは、しっかりと質問することが大切」などとアドバイスを送った。

 毎回講習会に参加し、10年以上にわたり似顔絵捜査官を務める、鑑識課の川崎佳紀巡査部長(46)は「目撃者のイメージをいかに一致させるかが重要」と話した。県警監察課によると、講習会は今回で24回目。これまで延べ850人が受講している。昨年は詐欺や窃盗など87事件で、97枚の似顔絵を描いているという。(

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