イワフチの社員(左)から古紙リサイクルのシステムについて説明を受けるフィリピンの製紙業関係者ら=江北町

 日本の古紙リサイクルの仕組みを学ぼうと、フィリピンの政府・業界関係者15人が2日、来佐した。江北町のリサイクル業者「イワフチ」と佐賀市のエコプラザを視察し、多様な資源を再利用するシステム定着のヒントを探った。

 イワフチでは、事業内容に加えて、小学校で行っている環境教育の授業について担当者が説明した。ゴミの分別をクイズ形式で学んだり、古紙を原料とした紙すきの体験学習を実施したりしていることを紹介。教材やマニュアルに関しての質問が次々と質問が上がった。

 フィリピン紙製造社協会のレイ・ナバロ・ゲガント事務局長は「一つのリサイクル業者がさまざまな資源を扱う点が印象的だった。分別のやり方が参考になりり、自国でしっかり伝えたい」と感想を述べた。

 視察は、経済産業省が政府開発援助として協力しており、同社は昨年、韓国やインドネシアの関係者を受け入れた。

このエントリーをはてなブックマークに追加