白磁の皿に思い思いの図柄を描き、筆と絵の具で着色していく子どもたち=佐賀市の開成小

 熟練の職人が手仕事の魅力を伝える出前教室が3日、佐賀市の開成小学校(南川雪子校長)であった。6年生と保護者約130人が焼き物の上絵付けに挑戦。白磁の皿に思い思いの絵柄を施した。子どもたちは世界で一つだけの作品を手に満足げに微笑んだ。

 同校PTAが主催し、佐賀県職業能力開発協会が協力した。柿右衛門窯(有田町)の職人で「ものづくりマイスター」「現代の名工」の認定を受けている舘林延幸さん(67)ら8人が講師を務めた。

 舘林さんが梅の花や眼光鋭い龍を瞬く間に皿に描くと、子どもたちから歓声が上がった。舘林さんは「筆は始まりと終わりがある。線の強弱に気を配って」とアドバイスを送った。

 子どもたちは唐津くんちの曳山「赤獅子」、アニメのキャラクターなどを自由にデザイン。点を打つようにして魚の群れを表現した児童もいた。光武愛奈さん(12)は「慣れない筆で思い通りにいかなかったけれど、絵の具の色がきれいに出た」と焼き上がりを心待ちにしていた。

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