「西京漬 銀だら」を手にする松浦漬本舗の山下善督社長

水産庁長官賞を受賞した松浦漬本舗の「西京漬 銀だら」

 唐津市呼子町の松浦漬本舗の「西京漬 銀だら」が、本年度の第28回全国水産加工品総合品質審査会で水産庁長官賞に選ばれた。2014年度の「特撰(とくせん)松浦漬(唐津焼茶碗(ちゃわん)付)」に続く受賞で、山下善督(よしまさ)社長(75)は「努力が評価された。次は農水大臣賞を狙っていきたい」とさらなる高みを目指す。

 全国水産加工業協同組合連合会が、品質向上と業者の意欲向上を目指して開いている審査会。長官賞(10点)は大臣賞(5点)に次ぐ賞で、今回は1011点の応募の中から選ばれた。

 「西京漬 銀だら」は、切り身1枚(70グラム)で756円。米国産の銀ダラ、松浦漬の材料でもある酒かすなどを使っている。砂糖や本みりんの配合比率を変えるなど工夫を重ねてきた。審査員から「まろやかな甘さで、大人から子どもまで食べられる」と高く評価された。

 社名の松浦漬はクジラが原料で、商業捕鯨が中止になる1987年の前から、同社は他の商品開発にも取り組み出した。山下社長は「手前みそだが、松浦漬を開発した祖母・山下ツルのDNAが流れているんだと思う」と笑う。

 直営店「松簾(しょうれん)」などで販売している。問い合わせはフリーダイヤル(0120)823363。

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