唱歌「佐賀七賢人」の作詞をした西村清さん=佐賀市諸富町の自宅

 佐賀市諸富町の西村清さん(80)は、佐賀の七賢人をテーマとした楽曲を作った。「我らの先人、七賢人」と高らかに歌い上げる唱歌で、賢人らの功績をたたえている。

 西村さんは高校時代に習ったギターを退職後に再開し、平均75歳のハワイアンバンド「ビッグアイランダーズ」でギタリストを務める。バンドのオリジナル曲「諸富ブルース」も西村さんが作詞し、諸富町周辺の文化祭などで演奏してきた。

 5、6年前、「明治維新150年に向けて、自分も県民の一人として佐賀のPRに貢献したい」と歌詞を制作。当時諸富中に赴任していた音楽教諭の中尾美代子さんに作曲を依頼した。初対面だったにもかかわらず快く応えてくれた。

 歌詞では賢人らを詳しく説明しない。子どもに「歌に出てくる『七賢人』って何だろう」と興味を抱かせることが狙いだ。中尾さんが作ったメロディーは軽やかに弾み、子どもらが行進しているようなリズミカルな歌になっている。

 西村さんは3年前、病に倒れてから左手の握力が弱くなり、ギターのコードを押さえるのも難しくなっているが、「『ああいう偉い人たちに続こう』とメッセージを送る歌を、孫たちの世代も口ずさんでもらえたらうれしい」と望んでいる。

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