便利な半面、トラブルも頻発しているインターネット(ネット)との付き合い方を考えるシンポジウムが5~8日、小城市など佐賀県内4カ所で開かれる。子どもを取り巻くネット環境やトラブルの現状を踏まえた情報モラル教育のあり方や、ネットトラブルへの対策を考える。

 佐賀県が昨年8月に新設した「ネットトラブル相談窓口」には5カ月間で147人から延べ220件の相談が寄せられている。年代別で最も多かったのは10代の42人、次いで40代の22人だった。相談内容は、不当請求や個人情報漏えい、誹謗(ひぼう)中傷、嫌がらせなどに関するもの。電話相談が76人、無料通信アプリ「LINE」での相談が67人で、メールは4人だった。若年層はLINEを使う傾向が高かった。

 全日程で「LINE」の運営会社に所属する高橋誠さんが、子どもがインターネットを利用する際の注意点などについて講演する。

 5日は午後1時半から小城市の生涯学習センター「ドゥイング三日月」で行い、講演後は、家庭のルールづくりなど取り組みが報告されるほか、佐賀大学の学生と高校生が登壇し、スマートフォンや会員制交流サイト(SNS)の利用実態について意見交換を行う。問い合わせは事務局、電話0952(97)9605。

 6~8日は、高橋さんらが保護者や学校関係者ら参加者が日ごろ抱える悩みに答える。日程と会場は、6日午後7時(佐賀市の県庁新館11階)▷7日午後7時(吉野ヶ里町の吉野ヶ里中央公民館)▷8日午後7時(唐津市の相知交流文化センター)で、事前申し込みが必要。問い合わせ、申し込みは県青少年育成県民会議、電話0952(25)7350。

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