進出企業に町の物産をアピールしている大町町商工会が、企業の社員に行ったアンケート結果をまとめた。町の飲食店を「あまり利用しない」「全く利用しない」という人が6割を超え、理由は「よく知らないから」も多かった。商工会は「町の店が予想以上に知られていない。逆に考えれば伸びしろもあるチャンス」と、足を運んでもらう工夫やPRに力を入れる。

 アンケートは昨秋、進出企業に出向いて地元産品を振る舞う「誘致企業試食・展示会」に合わせて実施。72人分を集計した。町内在住は2人で、多くは佐賀市や武雄市など町外だった。

 町の飲食店利用状況は「よく利用」6%、「たまに利用」31%、「あまり利用しない」29%、「全く利用しない」33%。利用しない理由は「生活スタイルの中で立ち寄るケースがない」が最も多い65%で、「よく知らない」24%が続いた。「もっと情報を出して」という要望もあった。

 試食会で提供した町の名物「たろめん」は「食べたことがない」が82%に上った。ただ、味の評価は「とてもおいしい」36%、「まあまあおいしい」46%と好評で、「今後店で食べたい」が85%もあり“試食効果”が期待できた。

 大町で土産品や贈答品を購入をしない人の理由でも「よく知らないから」が85%に上り、評価の悪さではなく、足を運んでもらえていない実情が分かった。ワインアイスや昆布巻きなど各店の試食商品への感想も把握できた。

 商工会では「毎日町に来ている人だから、一度良さを知ってもらえれば顧客になってもらえる可能性も大きい。試食会で配った各店のサービスクーポン券も結構利用されており、さらなるPRの方法を考えたい」と話す。

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