改修工事などのために約2カ月の休館となった下村湖人生家=神埼市千代田町﨑村

 「次郎物語」などで知られる神埼市千代田町出身の作家、下村湖人の生家が1日から、老朽化の補修などのために休館となっている。期間は3月31日まで。1997、98年に実施して以来の改修で、古くなった壁などだけではなく、2016年の熊本地震で被害を受けた箇所も修復する。

 補修箇所は、老朽化した雨どいや腰壁、しっくいのひび割れや剥離を修理する。費用は約1300万円かかるが、「22世紀に残す佐賀県遺産」に登録されているため県からの補修補助を受けることができる。

 3月に「肥前さが幕末維新博覧会」が開幕することもあり、市社会教育課は「本来なら明治維新150年のイベント開始に間に合わせたかった」と無念をにじませる。それでも「外観が良くなると思う。きれいになるのを楽しみに待っていてほしい」と話す。

 工事は既に始まっており、3月23日までに終了する予定。問い合わせは同課、電話0952(44)2731。

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