徐々に欠けていく月を見上げる観望会の参加者たち=佐賀市西与賀町の星空学習館

 皆既月食となった1月31日夜、佐賀市星空学習館(同市西与賀町)で開かれた観望会に親子連れを中心に約60人が集まった。あいにくの曇り空で赤銅色の月が顔を出すことはなかったが、徐々に欠けていく様子は雲越しに確認でき、3年ぶりの天体ショーに思いをはせた。

 観望会では、学習館天文指導員の岩本祐樹さん(53)が、太陽、地球、月が一直線に並んだ時に、月が地球の影に隠れることで月食が起きると解説。大気中のちりが少ないと赤みが増すことなども説明した。

 曇り空に備え、会場では北海道や兵庫県での観測映像がインターネット経由で映し出された。屋上に上って目を凝らした本庄小2年の北村一真君(8)と大久保悠翔君(7)は「はっきりは見えなかったけど、欠けていくのは分かった。夏休みにもう一度挑戦したい」と話し、次回皆既月食が日本で見られる今年7月28日に向けてリベンジを誓っていた。

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