佐賀県教育委員会は、県内全ての小学4年生から中学2年生を対象に昨年12月に実施した学習状況調査の結果をまとめた。全学年のほとんどの教科で平均正答率が最低限の到達基準を上回った一方、中学は小学に比べて学習到達状況の地域差が大きい傾向が表れた。

 教育振興課によると、小学の国語、社会、算数、理科と中学の国語、社会、数学、理科、英語を合わせた計22教科のうち、小学5年と中学2年の理科を除く20教科で平均正答率が最低限の基準を上回った。学習内容の習得が十分と判断される「目標到達基準」を上回った教科はなかった。

 県内を5地域に分けての学習到達状況の比較では、中学1、2年の英語や理科などで最も低かった東松浦地域と高い地域の差が大きかった。昨年4月の国語と算数・数学の学習状況調査結果(小学5年~中学2年)と比べると、国語は全学年で昨年12月の結果が上回ったが、算数・数学は中学1、2年が下回った。

 学習状況調査は、県の学力向上対策の一環で4月の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)に加えて12月にも実施している。教育振興課は「調査結果を通して各学校で学習の定着を見極めて今後の指導の徹底を図り、次の年間学習指導計画にも生かしていく」とする。

このエントリーをはてなブックマークに追加