関東、関西の大手百貨店のバイヤーと商談の機会を設けた「食の発信商談会」=福岡市のアークホテルロイヤル

 農林中央金庫と九州・沖縄各県のJAバンクは、関東や関西への農畜産物の販路開拓を目的に、「食の発信商談会」を福岡市で開いた。佐賀県内からは野菜や果物、鶏肉加工などの5業者が参加し、大手百貨店6社との商談に臨んだ。

 これまで九州のスーパーを対象に実施してきたが、今回は九州・沖縄の農畜産物への関心が高い関東や関西の百貨店向けに開き、全体で32業者が参加した。

 イチゴの加工品を関西の百貨店に売り込んだ神埼市の香月涼子さんは「カタログギフトの商品として検討したいと見積もりを頼まれた」と話し、「全国にこの味が届くようにぜひ採用してほしい」と期待した。

 会場には海外展開に関する日本貿易振興機構(ジェトロ)の相談窓口もあり、ジュースなどの輸出を目指す田島柑橘園(藤津郡太良町)の田島彰一代表は「海外に進出する場合、味だけでなくパッケージのデザインも重視するようアドバイスを受けた」と話した。

 農林中金福岡支店の担当者は「売り手、買い手ともにこれまでと違ったニーズを引き出せたのではないか。継続的な販売につながるよう支援を続けていきたい」と話した。

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