玄海原発3、4号機の検査状況について説明した九州電力の瓜生道明社長(左)=福岡市の九州電力本店

 九州電力の瓜生道明社長は31日、神戸製鋼所や三菱マテリアルの製品データ改ざん問題を受けた調査が玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)で順調に進み、3月以降の再稼働に変更がないという見解を改めて示した。

 福岡市で開いた会見で質問に答えた。瓜生社長は3号機の調査が終わり、4号機も完了間近であるとし「部品の安全性に問題がない。社内的に若干整理することがあるだけで1、2週間で済む。これまでの想定と変わらない」と説明した。現在の計画通り3号機が3月、4号機は5月の再稼働を目指す。

 佐賀県が2016年10月に申し入れた使用済み核燃料税の導入に関しては「佐賀県から話があったのは事実だが、比率や単価など具体的な中身はまだない。待っている状況」と具体的な協議には入っていないとした。使用済み核燃料の燃料棒を金属容器に密閉して陸上保管する乾式貯蔵については「現在の最大の課題は玄海原発の再稼働。皆さんが思うほど検討は進んでいない」と従来の見解を繰り返した。

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